飲食業の妻(手描きチラシコンサルタント)のブログ

毎日閑古鳥から半年で売上を6倍にしたシェフの妻Kaoriの集客術あれこれ

【自営業の奥様へ ⑦やめる】

飲食業の妻、Kaoriです。

あなたは、ご主人が

「新しいことをやりたい!」

と言ったとき、
どう反応しますか?

「怖いからやめて滝汗
と、止めますか?

「頑張れアップ
と、背中を押しますか?

ご家庭の事情もあるので、
どちらが正解とは言えませんが、

あなたのエゴや感情で、
ストップをかけていたら、
それはもったいないことだと思います。

以前の私は、
自分の知らない新しいことを、
夫が始めるのを賛成できませんでした。

ですが、
夫が何を成し遂げたいかを
改めて聞いたときに、
自分の器の小ささを思い知らされ、

「全力で応援していきたい!」
と思うようになれました。

近くにいても知らないことはたくさんあります。

きちんと想いを聴き、共有すること、
とても大切です。

それでは、前回の続きです。
********************

夫は、やる気満々でセミナーに参加しました。

正直、目に見える結果はすぐには現れませんでした。

ただ、毎回行くたびに、
「異業種の知り合いができた」
と嬉しそうに言ってました。

夫は静岡に来てから、
ずっと厨房にこもってました。

だから、職場の人以外で、
友人はおろか、
知人と呼べる存在すらほぼいませんでした。

もともと、人懐っこい性格なのに、
人と話す機会がほとんどなかったのは、
なんとも苦痛だっただろう…
と思います。

厨房の外に出ること、
新しい空気を吸うこと、
知り合いをつくること、
家族以外と話すこと、

それは、
夫の精神衛生上、必要な機会でした。

なので、
セミナーに参加したことは、
「間違いではなかった」のです。


さて、
肝心のセミナーの目的ですが、

“コピーライティング
       =反響の出る文章の書き方”

について学ぶことでした。


夫はメルマガを配信していたのですが、
大きな売上につながっていませんでした。

正直、
メルマガのシステムの使用料を考えたら、
やってる意味がないばかりか、
マイナスでしたダウン

なぜなら、
メルマガを始めた頃は、
書くネタも書き方もよくわからず、

「食材入荷しました」
「雨の日サービス」
のような内容ばかりでした。

もともと、
文章を書くのが好きだった夫は、
自分の得意分野を活かして、
なんとしてでも売上を上げたかったのだと思います。

セミナーに行くようになり、
夫の読む本や、
私との話題が、
だんだん変わってきました。

当初は、
“誰に”対して、
“何を”伝えるか、
を無視した、

ただ自分の言いたいことを書く。

そんな内容でした。

勉強し、
アドバイスをもらい、
「文章を書く」ことを重ねるうちに、

“ターゲット(お客様)の顔が見える”文章
になっていきました。

忙しくなりつつある中、
時間をとって、
しっかり書くことは、
並大抵の努力ではできませんが、

億劫だったメルマガ配信が、
夫にとって、
“大変だけど楽しいワーク”
になっていくのがわかりました。

そして、
「メルマガを読んだわよちゅー
と、笑いながら電話してこられる
お客様もいらっしゃるようになったと聞きました。

お客様がお友達に、
「ここのメルマガ、面白いわよウインク
と勧めてくださる姿も見られたそうです。

帰ってきてから、
夫がイキイキと、
その日の出来事を話すのを見ると、
私も嬉しかったです。


最初は、1日の客数が2桁にいくことすら、
遠い遠い目標でした。

しかし、
素直にアドバイスを受け入れ、
素直に愚直に実践した結果、

半年で売上がオープン時の
“6倍”になったのです。

================
人をしっかり見極めて、
信じてついていくこと。
================

仕事でもプライベートでも大切だと、
身に沁みました。

そして、
「止めることをやめてよかった」
と思いました。

さて、店が軌道に乗り始めた頃、
サービス業のご家庭には、
よくある“問題”が出てきました。

続きは次回⑧で…
********************

【自営業の奥様へ ⑥怪しい】

飲食業の妻、Kaoriです。

私は、本心を言えない人間でした。

小さいとき、本当は可愛いスカートが欲しかったのに、
大人っぽいほうを買ってもらいました。

中学のとき、バスケ部に入りたかったけど、
気づいたらテニス部に入ってました。

本心を言わないほうが、
周りが幸せになるに違いない。

そう思いました。

社会人になって、初めて自分を見直しました。

そつなくこなせると思っていた自分は、
単にブレーキを踏み続けている人間でした。

嫌われることを恐れずに、本心を貫くこと。

本当にやりたいことを「やりたい」と主張すること。

そんな当たり前のことに気づいたのは、
仕事に夢中になれたときだと思います。



それでは、前回の続きです。

********************
私は前職で、マーケティングや広告理論など
少なからず勉強をしてきました。

一方、夫はマーケティングなどについては、
勉強する機会がこれまでありませんでした。

これまで勤めていた職場では、
販促のことは全てオーナーに任せていたからです。

だから、店長職と言っても
スタッフに指示を出し、
料理を作り、
気持ち良い接客をし、
集計と発注をする。

それができればOKでした。

けれど、
それだけでは「経営」を持続できないことに、
夫は気づきました。

「手描きチラシ」は売上をV字回復させるほどの破壊力があった。

新規集客の柱が1つでき、
さらにもう1つ柱を作っておきたい。

メルマガも配信してますが、
イマイチな結果です。

夫は決意し、休日にあるセミナーへ参加していました。

それは…

「コピーライティング」のセミナーでした。

夫は、家に帰ってくるなり、
セミナーの内容や、
セミナーの先生がどんなにすごい人か、
を私に熱く語り始めました。

ですが…

「セミナー」という響きがまず怪しいし、、、
高額なものを売りつけられるアレでしょ?

私には、
「純粋な夫が騙されてる…」
としか思えませんでした。

てか、
「私だってそのぐらいのこと知ってるし!」

と、“不信感”と“怒り”がこみ上げてきたのを覚えています。

そして、
「長続きしないだろう」と、
右から左に流して聞いてました。



しかし、数日後ーーー

夫は、その先生のセミナーに
また参加すると言い出したのです。

しかも、
前回は無料だったけど、、、

今回は結構な額のセミナー代!!
(当時のうちにとっては)

夫は、財布の紐を握っていた私に、
「どうしても行きたいから、貸してほしい」
と、頼みこんできました。

“どうする私………?”
“もしかしたら、騙されてるかも?”

「・・・・」


夫は、結婚してから私に自分が欲しいものを
言ったことはありませんでした。
自分のものもほとんど買わない人です。
厨房にずっとこもってました。

だから、
「たまには好きなことにお金を使わせてあげたい。」
「外の空気も吸ってほしい。」

そんな風に思いました。

何より、水を得た魚のように、
夫の目がイキイキしていたのです。


おかしいと思ったら、退散すればいい。
命まで取られないし…

えーーい!

「しっかり勉強して、また教えて!」
と、背中を押すことにしました。


さて、

私の決断は、
合っていたのか?
間違っていたのか?

次回⑦に続く…

#飲食業の妻
#手描きチラシ
#家族の笑顔が元気の源
#プラスブレスト

{6FA23D1D-621E-4484-A73F-CE59EAC68165}
※↑最近作成さた手描きチラシ(折込み)。3万前後の経費で、売上は10倍以上!


【自営業の奥様へ⑤ 裏切り】

飲食業の妻、Kaoriです。

「なぜ」から「どうしたら」

に発想を変えたとき、
物事がうまくいくことがありませんか?



静岡県に縁もゆかりもない私たちが
静岡に移住して、10年になりました。

もともと遠距離恋愛だった私たち。

結婚を考えたときに、
2人がそれぞれ住んでいた真ん中あたりが
ちょうどいいかも?というノリで、
「静岡」で暮らすことを選びました。

(若気の至りです…)

住んでみると、文化の違いもあり、
働く上でも色々な葛藤があり…

当初は、

「なぜ受け容れてもらえないのか」

と、思い悩んだ時期もありました。

あるときふと、
「どうしたら受け容れてもらえるのか」
と、思いを巡らせてみたら、

行動が変わっていき、
色々なことが好転しはじめました。

発想の転換て、大事ですね。



さて、前回の続きです。
********************

販促費をかけるお金がなかった私は、
経験と情報、そして“魂”を込めて

世界に1つしかない「手描きチラシ」を
作りました。

配布をアウトソースすると、
これまたお金がかかるので、

仕込みの間や、店を閉めたあとに、
夫が一軒一軒回って、ポスティングをしました。
毎日100軒以上配布していたと思います。

私はもう赤ちゃんがいつ産まれてもおかしくない状態だったので、

毎日ポスティングが終わって、
夜中の2時くらいに帰ってくる夫に
ご飯を作ることしかできませんでしたしょぼん


これまで、
内装をアレンジしたり、
メニューを変えたり、
ショップカードを作ったり、
ツイッターを始めたり、
ホームページを使ったり…

なんやかやと、思いつくままに、
人に勧められるがままに、

自分の意志ではなく、
人に完全にお任せして、
やってきました。

そして、
「これだ!」という確信がもてる
結果に結びつきませんでした。

「手描きチラシ」は、私と夫が、
初めて「意志」をもって作った販促ツール。

これがダメだったら、
産まれてくる子のためにも、
違う道を選んだほうが良いかも…

と、正直思いました。

どんなときも明るい私たちが、
どんよりとしていた時期でした。

今回もダメかもしれない…


ところが、

手描きチラシを配布し始めて数日後、
じわじわと電話が鳴り始めました。

それは、
「チラシ見ました!」
というご予約の電話でした。

しかも、
夫が買出しをしていると、
「あのチラシの方ですよね?」
と、見ず知らずの方に声をかけられることもあったそうですえっ

日に日に、お客様が増えていき、
20席が予約で埋まる日が出始めました。

私たちの不安とは裏腹に、
うれしい裏切りでしたラブラブ!

ランチは圧倒的に近所の主婦さんが多かったのですが、

「近くにこんなお店があるなんて、知らなかった!」

と、仰っている方が多かったそうです。

オープンから3ヵ月も経って、
ご近所なのに存在すら知られていなかったのは、寂しいことですが…

私たちが知らせてこなかった
   =広告してこなかった
ことが証明された一言でした。

“根拠”のある「手描きチラシ」が
これだけ効果を発揮することを知り、
販促の虜になった私たち。

しかし、

今度は夫が、
私に不信感を募らせる
“驚きの行動”を始めました。


続きは、⑥にて…

{4B79DF10-EC50-481B-9735-6E27A75F0E26}
↑※最初に反響がでた手描きチラシ。家宝です。


********************
手描きチラシ個別指導の情報はこちらビックリマーク