飲食業の妻(手描きチラシコンサルタント)のブログ

毎日閑古鳥から半年で売上を6倍にしたシェフの妻Kaoriの集客術あれこれ

【自営業の奥様へ ⑩悩み】

飲食業の妻、Kaoriです。


娘が先日、高熱を出しました。


自営業の妻には、

不測の事態が生じます。


子どもが突然熱を出したとき、

(当然、旦那は休めない。だから、私が休まざるを得ない。)


自分に急用ができたとき、

(当然、旦那は休めない。子連れ無理なら、身銭を切って外部に頼るしかない)


自分が倒れたとき、

(当然、旦那は休めない。自分が動けるなら、動くしかない)


正直、

たまに腹も立ちますが、、、


色んなことに対応しながら、

夫が仕事に集中できる道、


自分が、ストレスなく役割を果たせる道、


を、“自営業の妻”である私が作ることが

いまの役割です。


そんなこんなで、間があきましたが、

前回の続きです。


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セミナー事業をスタートした私たち。


個人事業主の方に向けたセミナーは、

店の定休日を利用して、

月に1〜2回ペースで開催しました。


手前味噌ですが、

夫はもともと話が面白いと評判です。

(自分の結婚式での挨拶も即興…)


なので、メインで話すのは夫。


私は夫が苦手な、

「考えていることを論理的に整理する」

作業を担当することにしました。


これは、

リクルートの営業マン時代の経験が役立ちました。


*お客様の課題をヒアリングして、

    ご納得いただける解決策を提示する。


*1週間に何十本もの原稿を作成する。


*目標を達成しながら、周りもフォローする。


限られた時間の中で、

企画書を作成したり、

文章やキャッチコピーを完成させるのは

365日×11年、毎日実践してきました。


私が誇れる唯一のスキルです。


“走りながら考えろ”

と、上司からよく言われていました。


いまは私が、


全力で走ってる夫に、

伴走しながら、

横でメモを取る…


そんなイメージで、

セミナーの資料や広告物を作成しています。


無責任に口出ししたり、

気まぐれで手伝うなら、


別々の職場で働くほうが

家計も夫婦間も安定します。


例え夫婦間であっても、


しっかりと期限を決め、

自分の責任を全うする。


そして、

そのポジションを自覚することが、

自営業を共に営む私としての“決意”です。


私と同じように、

“自営業の妻”でいらっしゃる方は、

ぜひご自身のご経験を活かしてください。


いまは見つからないという方は、

私が一緒に探します。


“自営業の妻”の方で、

誰にも言えず悩まれている方は、

こちらにご参加ください。


https://m.facebook.com/groups/725790850918532


独りで悩まないでほしいと、切に思います。


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まだまだ、コンサル事業はボランティアです。


しかし、

静岡の飲食事業を盛り上げたいという

経営者の方のご参加が少しずつ増えています。


おかげさまで、

私たちの熱意が伝わり、


今年は、

食に関わる経営者3名の方の

コンサルタントをさせていただくことになりました。

これからも誠心誠意、全力で続けていきます。


このシリーズは、一旦今回が最終回ですが…

ブログは続きます音譜


※↑これからも家族で力を合わせてがんばろうの図



手描きチラシ個別指導の詳細はこちらビックリマーク

【自営業の奥様へ ⑨本当の理由】

飲食業の妻、Kaoriです。

あくまで私見ですが…


もしも、
夫に成功してほしいと思うなら、
“あるひと言”を言わないでください。

特に、共働きの奥様はご注意です。

さて、前回の続きです。
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月に1回、もしくはそれ以上のペースで、
セミナーを受けに行く夫。

気づけば、
名刺の数もそうですが、
Facebookでの友達の数も
かなり増えているようでした。

私の知らないところで、
交友はどんどん広がっていました。

娘の育児に追われていた私は、
そんな夫が羨ましくもありましたが、、、

10年近く閉鎖的な環境にいた夫が、
水を得た魚を飛び越え、
鮪のごとく動き回っているのは、
私にとっても嬉しいことでした。

あるとき、
夫は、
「人前で自分の体験談を話してくる」
と言って、
日曜のお昼に出かけて行きました。

もちろん、
シェフである夫が不在なので、
お店は休みになります。

正直、
「お店を閉めてまで…えー?はてなマーク
と思いましたが、、、

「まぁ、これも経験だから…」
と、自分に言い聞かせて、
静観してました。

そして、
帰ってきた夫に詳細を聞くと、

聴講者は何十人かいて、
その前で1時間弱くらい話をし、
とても楽しかった。

と、嬉しそうに語ってくれました。

そのときは、
「へー、そうなんだ。良かったねーもぐもぐ
程度で聞いてましたが…


その後、Facebookで繋がった方などから、

「ゲストスピーカーで来てくれませんか?」

と、お誘いがあり、
店の定休日には、
いそいそと出かけて行くようになりました。

もともと、
夫は人前で話すのが好きな性分なので、
多忙ながら、まんざらでもないようです。

私は、
「家族で過ごす時間が、
どんどん少なくなるんだけど…」

と、言いたい気持ちをグッと堪えて、
見送ってました。


そして、遂には、

「セミナー事業を始めたい」
と、夫が言い出したのです。

要するに、
自分がどうやって売上を6倍にしたかを、
同業者に包み隠さず、話していきたい。
とのことでした。


私「本気で!?

夫「本気で。」

私「でも、なんで?
       手の内を明かしちゃっていいの?」

夫「腕に自信のあるシェフが、
       マーケティングの知識がないために、
       集客がうまくいかず、
       店を閉めたり、夜中にバイトする…
       そんなのは悲しすぎる…

       うちがやってきた方法を、
       他の飲食店も実践すれば、
       きっと売上が安定して、
       収入も安定するはず。

       そしたら、
       休みも取れるし、
       家族との時間も創れる。

       飲食店に勤めたい人も増える。

        飲食店が元気な街は、
        活気がある街だと信じてる。
         
        だから、
        マーケティングを勉強する大切さを、
        成功も、失敗もした自分だからこそ、
        静岡の同業者に伝えていきたい。」

夫がそこまで考えていることに、
私は驚き、

そして、
ちょっと感動しましたラブ


私自身も、
静岡に来た当初は、
いろいろ戸惑いましたが、、、

落ち込んだときに元気をくれたのは、
やっぱり静岡の街の人でした。


「この御恩をいつかお返ししたい。」

社会に貢献できる事業で独立したいと、
思いながら…
現実に追われ…
なんとなくズルズルといました。

娘が産まれたことを理由に、
“現状維持”
に、徹していたような気がします。

そして、
万が一に備えて、
私がサラリーマンでいることも、
夫にストッパーをかけているのではないか?
そんなことも感じていました。

夫の決意は、
「お前も好きなことをしろ。」
と、背中を押している気がしました。



「…じゃあ、私は仕事辞めるわ。」

自然と口に出ました。


そして、私は、
11年勤めた大好きな会社を辞め、
夫とセミナー事業をスタートさせました。

いま思えば、
ここが、完全独立への一歩でした。

このシリーズは、次回⑩でラストです…

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「私が稼ぐから!」

という一言は、男性のプライドを傷つけ、
ヤル気にストッパーをかけるようです…。

今後もモチベーションを上げるサポートをしていきたいです。

【自営業の奥様へ ⑧すれ違い】

飲食業の妻、Kaoriです。


夫婦といえども、もともとは他人。
血も繋がっていません。

出逢ってから死ぬまで、
相手が何を考えているのか、
わからないところがあるから
面白いのかな…

と、私は思ったりします。


さて、前回の続きです。
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手描きチラシやメルマガの効果で、
半年で売上が6倍になりました。

単月だけでなく売上も安定し、
夫の表情も明るくなりました。

ただ、
暇な時期は早く帰ってきていた夫も、
忙しくなったことで、

家を出る時間が早くなり、
帰る時間が遅くなり、

生まれたばかりの娘と接する時間も、
夫婦で会話する時間も、
どんどん少なくなりました。


実家も遠く、
ママ友もほとんどおらず、、、

仕事柄、
話す時間や、
活字に囲まれる時間が長かった私としては、

一番身近な存在の夫とも
まともに会話をする時間がないことが
とてもしんどかったのです。


サービス業の家庭によくある
“すれ違い”を感じました。


売上が上がるのは嬉しいけど、
このままだと私が産後うつになりそう…

社会から取り残され、
ポツンとした気持ち…


そこで私は、
“外と繋がりたい”
という理由で
Facebookを始めることにしました。


最初は、何気ない日常を投稿してましたが、
友達がコメントをくれるようになり、
共通の話題で盛り上がり、
徐々に孤独感が紛れました。

何より、
顔がわかる友達と繋がれて、
写真や文章を簡単にUPできるのは、
アナログな私にピッタリでした。


リアルタイムで簡単に発信できるなら、
夫の店でも活用したほうがよいのでは…?

と思い、
夫にもFacebookを勧めました。

私よりももっとアナログだった夫も、

“ご来店されたお客様との
コミュニケーションツールとして
活用できるなら…”

と、使い始めることに。


Facebookを始めたことで、
夫婦間でも変化がありました。

夫と何気ないやりとりをしたいとき、
メールだと長い文章を打たなければ…
と思い、
なんとなく億劫になっていました。

しかも、
他のメールに埋もれてしまうので、
見落としも多々…

ですが、
Facebookのメッセンジャーは
チャットのようにできたので、

日常のささいなことから
販促類でのアイデア出しまで、

会話をするように
夫とやりとりを重ねることができます。

顔を会わせたときにも、
「あの件だけど…」と、
やりとりもスムーズ。

私のストレスもかなり軽減されました。

ちなみにいまは、
それぞれの特性から

プライベート事項 →LINE
仕事関連 →Facebookメッセンジャー

で、夫婦間のやりとりを分けてます。


さて、
Facebookを始めたことで、
夫の視界や繋がりもさらに広がりました。

そして、
またもや、、、

「まじかゲッソリ

と言わせる行動を夫が始めます。


続きは⑨で…



#飲食業の妻
#手描きチラシ
#家族の笑顔が元気の源
#プラスブレスト
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血は繋がっていませんが、
夫婦には“絆”があります。

一緒に笑ったり、泣いたり、

年月や経験を重ねて、
その絆が太くなっていくんでしょうか。

※↑チラシは毎月新しく描きますが、型は決まってます。